David Icke in Japanより
http://www.davidicke.jp/blog/nl0106/
転載。
みなさん、こんにちは。大変実りのある日本での講演旅行から戻ってきました。イルミナティと、その東洋の伝統文化と知恵の征服についてとても興味深い会話をした。
またしても、この21世紀初頭に予定されている結実を迎えんとする何百年にもおよぶ世界征服への例の青写真が露呈した。世界中で発見してきたことを日本でも発見した。伝統文化への浸透の企ては、16世紀のイエズス会までさかのぼる。
イエズス教団は、キリスト教の衣をまとったファシスト活動組織であり、実体はイルミナティ・ネットワークのエリート秘密結社である。イルミナティには、二つの階層化組織がある。一つは公けのもの、もう一つは実権をもつ影のものである。
したがって、バビロン教会が移転したものに過ぎないローマ教会とも一体である。血統によって結びついた陰謀団が、ローマに定住したとき、バビロン教会(現在のイラク)の信条、儀式、シンボルが単純に名前を替えてリサイクルされた道程を、私はこれまでながなが長期に亘って詳述してきた。イエズス教団のシンボルが太陽であることは偶然の一致ではない。
「前線」組織はキリスト教の普及を促進する。キリスト教は、太陽崇拝者、カエサル・フラウィウス・コンスタンティヌスによってローマ国教として導入された。彼はコンスタンティヌス大帝とも称され、AD325年のニケア(ニカイア)会議にて、キリスト教徒が今日に至るまで守らなければならない教義を課した。その時、コンスタンティヌスの統治下にあるキリスト教の司教が「イエス・キリスト」は誰だったのかという微妙な問題を決議した。
賢いやつらだ。彼らは、壮絶な対立と不和が渦巻くなかで、今日のキリスト教の基礎として引き継がれているニカイア信条を編集した。ニカイア信条には、「イエス・キリスト」の「最終」版が折り込まれた。
われわれは一つの神を信じる、イエス・キリスト
神のひとり子
永遠に父なる神のひとり子
神からの神、光からの光
真の神からの真の神
作られたものではなく
父なる神と共にある存在から生まれた

(上)公式のキリスト教義の創設者コンスタンティヌス帝は実は太陽を崇拝(ソル・インヴィクタス)していた。
(下)現在のトルコ北西部イズニクで行われたニケア会議の様子。
イエスと「彼」の宗教についての、この息切れしそうに長ったらしく尻切れトンボの言葉は、本当の意味をぼやかすためにお役所言葉で書かれた現代の法律のようだ。
ニケア信条の場合、バビロンの古い太陽男神と月の女神の宗教が別の装いをまとったものが、「新」キリスト教である事実を隠すためであった。もちろん内部のエリートはこれを知っていた。一般大衆には知られたくなかったのである。
どの宗教でも同じだが、教会や修道服を着た僧侶というキリスト教の表の顔がある。そして、全部ペテンでありバビロンの「純粋」なサタン教の従属物だと知っている秘密の裏側の聖なる場所がある。
実際に、キリスト教の背後にあってコントロールしている力は、宗教でも何でもない。それは古代の密教スクールで教えられた上級秘儀の知識の変質したものから出現した、秘密結社のネットワークである。
ローマ教会の外側の信徒たちは、聖書を文字通り解釈するように教えられるが、内部の者は聖書の大半はバビロンとどこぞの密教ドクトリンをシンボル化して表現したものだと知っている。これは新約でもユダヤ教の旧約でも同じく真実である。
ローマ教会では、外側の階層組織と内側の階層組織がはっきりしている。一つは法王(現在は元ナチス青年隊だったベネディクト16世)と世界中の主教、司祭たちの軍勢によって統率される。彼らの仕事はローマ・カトリックの公式バージョンの宣伝であり、その多くは自分たちの言っていることが本当だと思ってやっている。
秘密の聖なる内側組織はイエズス会と、その連盟組織であるオプス・デイ、テンプル騎士団、マルタ騎士団などによって率いられる。これらは全てキリスト教の仮面に隠れた秘密結社であり、その中で最強なのがイエスの会、イエズスである。
二人の法王。公式の法王、ヨゼフ・ラッツィンガーと、黒い法王といわれる
イエズス会の新総長アドルフォ・ニコラス。ニコラスはその半生を日本で過ごした。
イエズス会は何百年にもわたって目立たないように活動し、成果をあげてきた。宗教、政治、銀行、ビジネス、メディア、軍事などの領域における彼らの世界的な支配の全貌は、ごく最近になって人々の目の前に現象化し始めた。現在もなお全面曝露の途上にある。
イエズス会は、1491年スペインキプニアのバスク地方のロヨラ城に生まれたスペインの貴族、イグナチウス・ロヨラと言う人物によって設立された。彼とその同志は、イエズス会を1537年に設立し、1540年に法王の承認を得た。彼らは自分たちのことをLos Alumbrados(輝くもの)と称した。
設立当初からイルミナティに奉仕し、世界征服の目的を達成するための秘密結社であった。今日でもそうだが、ローマ教会はイルミナティの道具(乗り物)であり外装であるに過ぎず、真実、イエズス会は、宗教だけでなく、広大な社会全般を操作する秘密ネットワークである。
イエズス会は世界の植民地化の最前線だった。ズールー族のシャーマン、クレド・ムトワは、アフリカの古来の知恵と生活様式の破壊のためにイエズス会が果たした役割について何度も語った。彼らはヨーロッパ人が大量流入する数年前にやって来て、キリスト教の十字架を持ち込んだ。やがて、イエスと大英帝国の名の下に部族の文化が解体され、十字架はアフリカの人々にとって見慣れたものとなった。
イエズス会は多くの伝説をともなって記憶されており、彼らの長い修道衣があたかも一本の足しかもっていないように見えたため、一本足の人々だったと伝えられている。イエズス会は、部族の中でキーとなる人物をターゲットにし、黒魔術の知識を使って自分たちを神だと思わせた。
酋長とその家族を「転向」させたなら、残りの部族を従わせるのは簡単だった。これがアフリカ全土で彼らが使ったテクニックである。それは明らかに中央で決められた青写真であった。今週知ったことだが、日本でもまったく同じことをやっていたのだから。
聖フランシスコ・ザビエル(1506-1552)
イグナチウス・ロヨラの親友の一人でイエズス会創始メンバーだったのが、フランシスコ・ザビエルという男だった。彼もロヨラと同様にスペインの貴族である。二人はパリの大学のルームメイトであり、イエズス会を設立した当初、ザビエルはキリスト教のメッセージを広めるために広範囲に旅行した。
ザビエルはロヨラによってアジア方面のミッションのリーダーに選ばれ、1542年、ポルトガルの基地を発ち、インドに向かい、マレーシア、スパイス諸島を経て、1549年8月15日に日本に到着した。ロヨラに宛てた手紙に、
「確かな情報筋から得た情報によると中国の近くに日本という国があるらしい。その住人はすべて異教徒であり、イスラムやユダヤの影響をまったく受けていない。神についても、自然についても知らないことを学ぶのに大変熱心だそうだ。できる限り早くそちらに向かうつもりだ・・・」
これが日本のコントロールを掌握し、後に「西洋化」と称される均一性に日本独特の文化を閉じ込めるためのイルミナティの第一歩であった。この計画は何百年もかかったが、現在実質的に完成を迎えている。
フランシス、おっと失礼、「聖」フランシスコ・ザビエルは、イエズス会とともにポルトガルの王室にもスパイとして仕えた。イルミナティは、ターゲットを不安定化・分断・支配するために、さまざまな側面から攻撃する。イルミナティの工作員は誰でもそうだが、彼も同一のアジェンダ(計略)の中で多くの人物に仕えた。例えば、ポルトガル人が日本にもたらした有名なものとしては、キリスト教の他に、火薬がある。
イルミナティの日本支配のアジェンダについて長年研究している太田龍によれば、ザビエルは、またしても大成功をおさめ、何万人もの日本人をキリスト教徒にした。青写真は同じである。黒魔術を駆使して最初に支配階級と知識人層をマインド・コントロールすれば、後は彼らが大衆を導いてくれる。ザビエルとイエズス会のメンバーは中国に移り、ザビエルは中国で1552年に死んだ。
今日ではかなり薄まっているとはいえ、日本と中国には古来からの広範な知恵が貯蔵されており、イルミナティはそれを破壊したかった。キリスト教と西洋化はその目的のための二大兵器であった。最初はザビエルのような初期のキリスト宣教師によって、後には貿易会社、戦争を通じて、イエズス会は日本への秘密戦争の主要な役者であった。
日本のリーダー、豊臣秀吉は、宣教師や同行人たち、外国商人たちが、日本の伝統的な信仰や慣例に対してあまりに攻撃的で非寛容であることを警戒するようになった。彼らの連帯によって、キリスト教の名の下に、次から次へと諸国が植民地化されているのを見て、秀吉の懸念は高まった。
秀吉は1587年にイエズス会とその他の宣教師追放令を出した。江戸時代(1603年〜)になってオランダとの部分的な貿易を除き鎖国状態になったことでキリスト教は一層抑圧され、伝統的な日本文化が優勢になった。
しかし、イエズス会とイルミナティは戻ってくる。1850年代にアメリカはマシュー・カルブレイス・ペリーと軍艦を送り、日本の自給自足と鎖国の200年を終わらせた。ペリーは、アメリカとの貿易を行うよう脅迫し、その時から防波堤は揺らぎ始めた。
ペリー。砲艦外交。
1854年3月31日、日本は、神奈川(日米和親)条約に調印した。日本にとっては大惨事である。外貨の大流入は日本の通貨体制を崩壊させ、激しいインフレを起こした。鎖国中の政治体制は終焉を迎え、西洋傀儡の政府に置き換えられた。世界のどこでもよくある話だ。
イギリス、ロシア、フランス、オランダも、自分たちが日本より遥かに多くの権益を得る不平等条約を締結した(今日でも『自由貿易』を見よ)。アメリカは公使館を設置し、それは今尚、日本の政治と財政政策に大きな影響を与えている。もし人々が少しでも知っていれば、革命が起きただろう。
何となく予想がつくだろうが、イルミナティの日本への文化的な侵略では、中国でもそうだったが、悪名高いスコットランドのジャーディン・マセソン(私の本に何回も登場する)という麻薬密売活動が関わっている。1859年、ジャーディン・マセソンのエージェントであるトーマス・ブレイク・グラバーによって伝統的日本への攻撃は熾烈化する。
グラバーは日本の幕府側と反幕府側の諸藩の戦争の両サイドに武器を売ることで財産をなし、日本の西洋化に多大な尽力をした。いみじくも、彼は長崎に家を建てたが、それは日本初の西洋式住居である。
グラバーは、ジャーディン・マセソンやその他のイルミナティの工作員と連携し、日本を操作して、西洋式の工業化、軍事侵略の模倣をさせるようにしむけた。日本のリーダーの家系を西洋に送り、世界中のイルミナティの主要な教育・教化センター、特にオックスフォード大学で教育、教化した。オックスフォード大学のホームページには、
「オックスフォードは19世紀に初の日本人学生を迎えた。岩倉具経、当時の右大臣・岩倉具視の三男は、オックスフォードの最初の日本人学生の一人である。1873年にオックスフォードのベーリアル・カレッジを始めとして、その後、何人かの日本のエリートの子息が続いた。
女子の教育もした。日本初の私立女子高等学校を創設した津田梅子は聖ヒルダズ・カレッジで学んだ。当大学は日本の皇室との親しい関係に恵まれ、1920年代には秩父宮親王殿下がオックスフォードに学び、最近では皇太子徳仁と皇太子妃雅子が学んだ」
フランシスコ・ザビエルとイエズス会創始者が、国民全体に影響させるために支配階級の思考をターゲットにして小規模に行ったことは、現在、大規模な成功をおさめ、イルミナティの文化(西洋化といえば馴染みがあろうか)の強要によって伝統的な日本は急速に奪われた。オックスフォード大学は得意げに言う。
「われわれは数多くの緊密な共同研究の関係をさまざまな日本の大学、企業、非営利団体との間にもっており、その研究分野は文化人類学から歴史、物理、医療まで広範囲である」
20世紀に乗っ取りは完了し、かつての自給自足の日本は、容赦ない世界貿易システムへの依存に置き換えられた。二つの原子爆弾が長崎と広島に投下された。戦争を終結するために仕方ないことと聞かされていたが、本当の理由は二重である。
1) 原子爆弾の徹底的な破壊力についておぞましい証拠を提供すること。それによって、恐怖心を煽り、第二次世界戦争のあとに続くべく長期計画されている「冷戦」における操作・支配をしやすくすること。
2) どのような形であろうと日本が自立する道を完全に絶ち、その経済と資源をタダ同然で獲得できるようにすること。
長崎。「西洋」が日本を征服した日。
先週、東京を一望する機会が数回あった。その眺めにはビックリした。アメリカの超高層ビル街でも、本当に高い建物は一部のエリアに限られているが、東京では水平線から水平線まで続いている。いろんな意味で日本は「西洋」よりも「西洋」になった。広告の看板や単調なコンクリートによって伝統的な文化は片隅に追いやられている。
空港までの道中、直線道路とコンクリート・ブロックの中に伝統的で美しい日本の建築物が見えた。その対照性、魂が込められた場とそうでない場のあることに気付いてハッとなった。
かつて多様で美しかったこの惑星にイルミナティは何をしてきたのか、ひととき思いを巡らせた。パラダイスを取り上げて、肥溜めに変えた。経済的な成功はもとより、経済的な生き残りのために、もっと早くこの惑星を取り壊すよう「システム」が要求する場所に。
要するに、ますます安全でなくなる避難所に人々は殺到してゆくのである。
ここに、かつては魅惑的で独特の文化をもっていながら、いまや消費に溺れ、奇跡の経済成長が刻々と吐き出す汚染のために顔を覆っている日本がある。政府や産業界にいるイルミナティのエージェントがふりまいた幻想がわたしたちの惑星にしてきたことだ。魂のない狂人によって作られ、押し付けられたものであるがゆえに、世界は魂の抜けた均一文化になっていく。
イエズス会とその仲間の秘密結社は、豊富な知恵と英知を持つもう一つの地、中国でも同じことをやって踏みにじった。アヘン戦争(またもジャーディン・マセソンが絡む)や、邪悪なフリーメーソンであった毛沢東主席の、仕組まれた「共産主義」革命を通じて。そして今は「西洋化」が進展しすぎてしまい、中国はこの惑星の最大の資源消費者と汚染者になっている。
しかし、東洋に対する戦争の、本来の目的は、自然への戦争ではない。自然はものすごい遺産であるけれども。それは知恵への戦争である。アフリカ、南北アメリカ、他のどこでもそうだったように。手口はこうだ。真実の本質に関する古来の英知の源を抑圧したうえで、宗教、科学、メディアを使ってニセ物の生命、生き方を思い込ませる。人々を五感の中に閉じ込めるために。
感激したことに、私は先週日本で、多くのハート、心が、再び目覚め始め、自分が本当は誰なのか、記憶を取り戻しつつあるのを見た。そして、周囲を取り囲む狂気に断じて屈しない多くの魂を。
2008年2月17日のニューズレターより
転載させて頂きました。